去年末に「ブログを月に1回は更新頑張ります。」と言ったにもかかわらず、10ヶ月ぶりの更新になってしまいました汗
さて、今回はよくある質問編で「どんな施術ですか?治りますか?」について書いていきます。
当院はありがたいことに、新規で来られる多くの方がご紹介で来られます。
ご紹介された方がお電話でご予約される際は「何してるのかよく分からない施術だけど、良いから行ってきてと言われてお電話しました。」という方が非常に多いです笑。院長は当院を上手く表現していると思います♪
その他のお問い合わせで多いのは、「○○な症状なのですが、どんな施術ですか?治りますか?」が非常に多いです。
まずは「治りますか?」の質問ですが、回答は「分かりません!」です。
そもそも、治療や治すという行為は日本では医師にしか認められていません。
なので医師以外の人が「治ります」「治します」「治療できます」は医師法違反になります。
よく耳にするフレーズですが……
「では何をしているの?」ですが、当院では施術を通してクライアント様に気づきを与える事に主眼を置いています。
院長は、”症状”とは、その人が今まで生きてきた中での身体的構造や感情、身体の化学反応などの歪みが蓄積して現われるのだと考えています。
言い換えると、”症状”とはその人に伝えたい心身のメッセージなのかなと捉えています。
例えば足関節の捻挫も、偶発的ではなく必然的に起きる事の方が多いのかなと考えます。
偶発的と考えると、痛みが無くなればいつもと同じ生活パターンで過ごす方が多いでしょう。
しかし必然的と考えると、「何で怪我をしたの?」「普段は足底の接地はどうしてた?」「身体の使い方は?」「衝撃に耐えうる食事はしてた?」「感情は散漫じゃなかった?」など生活の改善点を見直し、違う生活パターンで過ごすかもしれません。
つまり、症状に対しての気づきがあるかないかで、生き方が変わると思うのです。
もちろん院長は医師ではなく柔道整復師なので「これはこうです!」「こうしなさい!」「こうすれば間違いない!」などと断定的な説明は絶対しません。
「こういう可能性もあるのかもね。」みたいな説明しかしません。
最終的にクライアント様ご本人が症状の出ない生活パターンを身に付けられれば良いなと思いながら施術をしています。
なので「治りますか?」という質問には「分かりません。」と答えますし、症状が改善するかはクライアント様次第かなとも思います。
では、どうやって気づきを与えるの?ですが、「どんな施術ですか?」につながります。
当院では筋肉反応テストというテスト法を行いながら、施術の内容やアドバイス等を構成しています。
筋肉反応テストとはアプライドキネシオロジーという技法から生まれたものなのですが、大雑把に説明すると
「どういう状態だと、一番身体に力が入るのかをチェック」しています。
ただ、このテスト法は医学的根拠に則ったものではなく、経験から導かれたテスト法なので診断のような断定的な説明は行いません。
あくまでも「こうすると力が入るから、こういうこともあるかもね。」的な参考程度の説明しかしません。
(医師ではないので当然です。)
また、筋肉反応テストで施術の内容を選択していくのですが、バリエーションがかなり多いので一概にこうですとは言えません。
お一人お一人、症状が出るまでのプロセスが異なり、施術の内容もお一人お一人、多くのバリエーションからの選択になるからです。
尚、手技に関してはかなりソフトな圧(5グラム位)の施術が多いです。
かなり大雑把な説明かもしれませんが、よくあるお問い合わせ「どんな施術ですか?治りますか?」に対する回答は以上のような内容となります。
何かありましたら、お気軽にお問い合わせ下さいね。