キネシオロジスト兼ボディートーカーの院長ですo(^▽^)o
当院は予防医学やホリスティック医学、自然療法や最新の生化学・量子物理学の
知見を基に施術しています。
いろんな症状の方(たまに動物(笑))がセッションに来られますが、
院長は意識・ストレス・症状のつながりを大切にしています。
今回はこのつながりの大切さをブログに書いてみました。
ただスケールが大きいので、分かりやすいよう記事を数回に分けたいと思います。
まずは「意識」から!!
「意識」って実はとっても奥が深いんです。
そして、未だに謎が多いんです。
参考までにこんな本もあります。
意識のお話には脳の構造も大切なので
簡単に脳のお話もしておきますね。
まずは院長の力作画像を(*゚▽゚*)(笑)
↑ ざっくり見るとこんな感じです(分かりづらくてスミマセン汗。)
魚類→両生類・単弓類→哺乳類と進化するにつれ
脳も
原始的な脳(脳幹・脊髄・小脳)→大脳辺縁系→大脳皮質と進化した感じです。
ちなみに、いろんな説がありますが
生命が誕生したのが約35億年前、今の人類が誕生したのが約100万年前、
アジアに人類が来たのが約30万年前と言われます。
今の人類が誕生した頃、すなわち大脳皮質が発達した頃は、進化の過程では、まだまだ最近なんです。
話を戻しまして、脳の機能も簡単に言うと。
原始的な脳(脳幹・脊髄・小脳)・・・呼吸・睡眠・代謝・体温などの生命活動の中枢
※大脳辺縁系・・・本能や恐怖と言った情動
※大脳皮質・・・言葉や計算、相手の気持ちの理解など高度な精神活動
といった感じです。
(実際はもっと複雑で難しいのですが、ざっくりと。)
また、進化の過程では
神経の誕生が約8億年前、脳の誕生が約5億8千年前とも言われます。
「オイオイ、意識と何の関係があるんだ!!」となりますよね。
でも、これが大切なんです!!
それは、意識には、「潜在意識」と「顕在意識」があるからです。
ざっくり言うと
「顕在意識」は心の中に自覚できる意識
つまり大脳皮質の機能。
「潜在意識」は自覚できない意識
つまり大脳皮質以外の脳となります。
意識がいつ生まれたのかは研究者によってかなり違いますが、
(例えば細菌つまり生命が誕生した約35億年前から存在するという人もいます。)
脳が誕生した約5億8千年前だとしても
今の人間の脳が誕生したのが約100年前で
脳全体にとって”自覚”を司る大脳皮質の誕生はつい最近なんです。
一般的には
「顕在意識が1割」 「潜在意識が9割」
と言われ、分かっているようで、案外自分の事は分かってないんです。
(研究者の中には人間の脳は不完全で進化の途中だと言う人もいます。)
ですから、自分を俯瞰したつもりで客観視をしたとしても、
それはあくまで顕在意識(=1割)の中でのことです。
本当の意味で「自分をわかっている」人は、存在しないといっても過言ではないと思います。
さらに大変なのが
自覚できる1割の顕在意識でさえ、いっとき話題になった
愛着障害の問題などで混乱状態にある場合もあります。
愛着障害の話も詳しく話すと本1冊分になるので
ざっくり言うと
赤ちゃんが生まれたとき、胎児の脳は原始的な脳のレベルの
活動しかしていないと言われます。
(つまり胎内記憶は奥底に埋まってます。)
お猿さんのように母親が四六時中赤ちゃんのそばにいられれば
安心感や共感などにより愛着が出来上がり
大脳皮質に向かって健全な脳が形成されていくのですが
人間には文明があります。
両親も仕事・家事・近所付き合いetc…
などあり、お猿さんのように赤ちゃんを肌身離さず育てることは出来ません。
そんな中で赤ちゃんに安心感・共感が上手に生まれないと
愛着障害と言って脳が健全に形成されない事もあるんです。
さらにさらに大変なのが
思考を作り上げる過程です。
人間の大脳皮質はだいたいまっさらな状態で生まれてきます。
そして、
「これはダメ、あれもダメ」
「こう考えろ、ああ考えろ」
「これが正しい、あれは間違い」
など、親や周りの環境に影響されながら・・・
つまり、親や周りの環境にフィルターをかけられながら
思考が生まれます。
だから、自分の思考って自分で作っていると言うよりも
親や周りの環境によって作られたと言った方が正しいんです。
そうすると、たまに”持って生まれた自分の気質”と
”思考”にギャップが出来ることもあります。
以上のことは、どんな人でも自覚できないことが圧倒的に多く
顕在意識はあっという間に全体の1割にも満たなくなってしまうとも言われます。
「意識」って本当に奥が深いんです!!
ここにストレスと症状が加わってくるんですが・・・それは次回に(^。^;)
長文、お付き合い下さりありがとうございますm(_ _)m.