ブログサボりまくってるキネシオロジスト兼ボディートーカーの院長です(笑)
今回は慢性上咽頭炎についてです。
ちなみに皆さんは慢性上咽頭炎ってご存知ですか?
頭痛・慢性疲労症候群・後鼻漏・のどの違和感・めまい・慢性咳・咳喘息・腹痛・胃痛・掌蹠膿疱症・潰瘍性大腸炎・IgA腎症・ネフローゼ症候群・・・などなどの原因ではないかと言われているものです。
(ありとあらゆるあらゆる症状が含まれますね(・・;))
慢性上咽頭炎については先日、分かりやすい本が出版されました。↓↓
この本の巻末には慢性上咽頭炎の診療を行い上咽頭擦過療法(昔はBスポット療法、今はEAT(イート)と呼ばれます。)を行う医療機関の一覧も載っています。
しかし、残念ながら
福島には慢性上咽頭炎を診療し
EAT(上咽頭擦過療法)を行う医療機関が
・・・・・ありません。(T▽T)
慢性上咽頭炎自体を知っているお医者様がそもそも少ないので仕方ないのですが、
福島にももっと予防医学の考えが増えれば良いのにな~と思いながら、いつもブログを書いている院長です。
さて、慢性上咽頭炎について詳しく知りたい方は本を読んで頂くのが一番ですが簡単に説明しておきます。
慢性上咽頭炎つまり慢性的な炎症が上咽頭で起きてますよって言う事ですが、
咽頭とはざっくり言うと鼻の奥から食道の手前までで、
一般的に言われる「のどちんこ」あたりが中咽頭、
その上が上咽頭、その下が下咽頭ってかんじです。
つまり、
鼻の奥ののどちんこの上のあたりに慢性的な炎症が起きてますよってことです。
なんで、ここの慢性的な炎症が良くないの?なんですけど、
通常人は鼻呼吸します。
(最近、口呼吸の人が多く弊害が問題になっているので「あいうべ体操」とかもありますが、長くなるので割愛します。)
つまり、上咽頭とは外気を吸入した際にウイルス・細菌・ハウスダストなどのアレルゲンが接触する、免疫系にとっては以前の
花粉症(←リンクに飛びます。)でも触れた、
腸と同じく第一次防衛線でいつでも戦闘態勢状態の場所で
風邪・粉塵・タバコ・黄砂・ある種のワクチン(HPVワクチン)・ストレス・低気圧・寒冷などにより
激戦状態になる場所なんです。
すると炎症が過剰になり、
身体中の炎症反応を誘発する炎症性メディエーターと言う物質が身体中を巡り
身体中のあちこちで炎症反応が起きたり、
上咽頭周辺のリンパの流れが悪くなることで、脳内の老廃物の排出障害が起こり、
脳の機能低下による神経・内分泌系の異常が起きたり、
上咽頭周辺の迷走神経と言う脳神経の刺激作用で自律神経のバランスが乱れたりと
身体中の不調につながってしまうんです。
恐い病気ですね(T_T)
(ちなみに以前テレビで、HPVワクチンの後遺症で苦しんでいた女の子がEAT(上咽頭擦過療法)で改善しているのを放映していました。)
当院はお医者様ではないので診断・治療行為等は一切行いませんが
セッションの中で反応が出てくることもあります。
そして、何をしても改善しない症状がセッション後改善することも多々あります。
念の為に当院は診断・治療行為等は一切行いませんので治したりしません、自然治癒力向上のお手伝いをしているだけです。
上記のセッションはCBSでのことですが、意識のフィルターを外すボディートークでも何故か改善することがあります。
(治す治療はしていません!!)
お身体で何かお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
漠然とした不調、例えば「無気力」なんかでもご相談にのります。
何かお力になれる事があると思います。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございますm(_ _)m